CA-06

連鎖破壊
攻撃力2000以下のモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚されたら発動する事ができる。そのモンスターのコントローラーの手札とデッキから同名カードを全て破壊する。その後デッキをシャッフルする。

チェーン・デストラクション

CAで収録されたウルトラレアの1枚で、原作では遊戯が光の封札剣とコンボで使用したカード。ちなみにOCGではあのコンボを再現することはできない。 S-D環境では創成期から愛用されていたカードであり、私自身の思いいれも深い。

 

効果

攻撃力2000以下のモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚されたら発動する事ができる。
そのモンスターのコントローラーの手札とデッキから同名カードを全て破壊する。
その後デッキをシャッフルする。

デッキや手札の同名カードを破壊するのは原作と同じだが、OCGでは場に召喚したオリジナルを破壊することはできない。この制限により、このカード自身はコンボ的な意味合いしか持つことができず、構築環境に浸透することはなかった。後発の連鎖除外はこの問題をクリアしている(ただし対象カードは半減している)。
ただし、そのおかげで優秀なS-Dカードとして目をつけることができたというのも確かである。
もし召喚したモンスターを破壊できるとすれば、このカードゲームのパワーバランスはむしろ悪い方向に変わっていた可能性もあり、今考えるとこの改変は仕方の無いことだったのかもしれない。一方で、”積む”という行為に、より慎重になる意識を広めることができたのかもしれない。何とも難しい話だ・・・。

現在もっともポピュラーな活用法としては、”自軍のモンスターに発動することで墓地を肥やす”というものだろう。特に未来融合−フューチャー・フュージョンや終末の騎士でフォローできない属性やアーキタイプに対しては有効性が高い。
同名カードが墓地に複数存在する場合に発動できるSOIシリーズのカード(
封魔の伝承者など)と組み合わせてやろう。墓地で発動するネクロ・ガードナーや堕天使マリーにも絡めやすい。

相手に対して一番有効なのはガジェットシリーズに対して使うことだろうか。特に弾圧ガジェ系のデッキが相手なら相手の戦略をへし折りやすいのでオススメ。 かなり意外性の高いシナジーによって相手の思惑を潰せるのはS-D独特の楽しみ方である。