ディサイシブ

ついに登場したレベル10のフリーシンクロモンスターで、最強のＡ・Ｏ・Ｊ。エヴァに出てきそうなデザインがメチャクチャかっこいい。

　

効果

◇チューナー＋チューナー以外のモンスター２体以上

Ａ・Ｏ・Ｊなど一切の指定がないので、このモンスターはあらゆるエクストラデッキに忍ばせることができる。
Ａ・Ｏ・Ｊ内で組む場合はサイクロン・クリエイター、サイクルリーダーの両レベル3チューナーに4と3を加えるか、Ａ・マインドに2と3を加える感じになるだろうか。素材となるＡ・Ｏ・Ｊには特殊召喚関係のモンスターが含まれていないので、ブラック・ボンバーや機械複製術なんかの展開力はかなり有効に働いてくれるだろう。
一般的なデッキの場合はBFや猫展開を活用すると比較的簡単に召喚できるはず。

◇相手フィールド上に光属性モンスターが表側表示で存在する場合、１ターンに１度、次の効果から１つを選択して発動する事ができる。

●相手フィールド上にセットされたカード１枚を破壊する。

Ａ・Ｏ・Ｊ内でのセットカード対策としてはＡ・Ｏ・Ｊ　エネミー・キャッチャーの強奪能力とＡ・Ｏ・Ｊ　リバース・ブレイクの切捨て能力が挙げられるが、どちらも発動条件が限定しているし、もちろんセットされた魔法、罠には効果がない。
裏カードの毎ターン破壊はセット行為の抑止にもなり、相手が表を向いていてナンボのＡ・Ｏ・Ｊにとってかなり有効であるといえるだろう。

●手札を１枚墓地へ送る事で、相手フィールド上に存在する魔法・罠カードを全て破壊する。

Ａ・Ｏ・Ｊ内での対魔法、罠に関してはサイクロン・クリエイターが考えられる。手札コストは同じだが、ディサイシブはバウンスではなく破壊、さらに枚数もチューナー数から全てにとかなり強化されている。
一般的なシンクロデッキで採用されている場合、この能力がメインになりそう。

●自分の手札を全て墓地へ送る事で、相手の手札を確認してその中から光属性モンスターを全て墓地へ送る。その後墓地へ送った相手モンスターの攻撃力の合計分のダメージを相手ライフに与える。

最後は実にＡ・Ｏ・Ｊらしい能力といえるだろう。手札をすべて失うリスクを負うが、決まったときのダメージは相当のものである。相手が裁きの龍を握っていたときにはもう・・・。もちろん、オネストを捨てさせることができる意味も大きい。
フィールドのようにＤＮＡでごまかせるものではなく、最初から相手が光属性を使用していることが条件なので、発動機会が限られているのがネック。上手く大量に捨てさせればＡ・Ｏ・Ｊ　ライト・ゲイザーのパンプアップにもなるが、さすがにそこまでする人はいないか。

デッキ構成

デッキサンプル：

モンスター	魔法	罠
上級 Ａ・Ｏ・Ｊ　サンダー・アーマー×2 ダーク・クリエイター	サイクロン リミッター解除 機械複製術×2 強制転移×2 月の書×2 死者蘇生 大嵐 貪欲な壺	ＤＮＡ移植手術×3 リミット・リバース×2 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース−
下級 ジェネクス・ニュートロン×2 Ａ・Ｏ・Ｊ　Ｄ．Ｄ．チェッカー×2 Ａ・Ｏ・Ｊ　サウザンド・アームズ×2 Ａ・Ｏ・Ｊ　ブラインド・サッカー Ａ・Ｏ・Ｊ　リサーチャー×2 Ａ・Ｏ・Ｊ　サイクルリーダー カードガンナー×3 Ａ・ボム×3 ブラック・ボンバー×3