ノヴァ

シューティング・スター・ドラゴンの対となるレッド・デーモンズ・ドラゴンの強化モンスター。普段ならこれでパックのタイトルを飾るところなのだろうが、今回は2枚とも同じパックに収録されることになった。
シューティング・スターとは条件が異なるため、結果的にセイヴァー・デモン・ドラゴンよりもレベルが上がっている。何気にレベル12のシンクロモンスターは初。

　

効果

◇チューナー２体＋「レッド・デーモンズ・ドラゴン」

チューナー2体にレモンを加えることで完成する。レモンが☆8を占めるので、残り☆4で2体のチューナーを補ってやれば良い。フォーミュラ・シンクロンももちろん使えるが、手間がかかるので単純に通常チューナーで準備するのが正解だろう。
候補としては一気に複数展開しやすい魔轟神獣ケルベラルやプチトマボー、機会複製術が使えるフルール・シンクロン、ニトロ・シンクロンなどのレベル2モンスターがメイン。
また、 クリエイト・リゾネーターやシンクロ・マグネーターなど手札から特殊召喚できるチューナー、ジャンク・シンクロンなどの墓地からモンスターを特殊召喚できるチューナーにレベル1チューナーを組み合わせる方法も。 レベル1チューナーに至っては専用カードのスクリーン・オブ・レッドが対応できる。

スクリーン・オブ・レッド（永続）
このカードがフィールド上に存在する限り、相手モンスターは攻撃宣言をする事ができない。
このカードのコントローラーは自分のエンドフェイズ時に１０００ライフポイントを払う。
この時に１０００ライフポイント払えない場合はこのカードを破壊する。
フィールド上に「レッド・デーモンズ・ドラゴン」が表側表示で存在する場合、このカードを破壊し、自分の墓地に存在するレベル１のチューナー１体を選択して特殊召喚する事ができる。

◇このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在するチューナーの数×５００ポイントアップする。

召喚時に2体、レモン召喚時に1体のチューナーが使用されているので、3体程度なら十分に反映できる。となると、攻撃力は5000か。シンクロ・コントロールの項目で挙げたようにチューナー主体で組むと攻撃力はかなり上がりそう。

◇このカードは相手の魔法・罠・効果モンスターの効果では破壊されない。

いままでのシリーズでは一番体制が高い。そしてやっぱり氷結界の龍トリシューラには負ける。

◇また、相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外し、相手モンスター１体の攻撃を無効にする事ができる。
◇エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。

スターダスト・ドラゴンのようなスタイルで、相手の攻撃を無効化する。自分フィールドにコイツが存在しているのに相手が攻撃してくるというのは稀な状況だと思うが、あえてこの能力を発動してエンドフェイズまで退避させておくという選択肢もある。

デッキ構成

デッキサンプル：

モンスター	魔法	罠
上級 サイバー・ドラゴン×2 バイス・ドラゴン×2 ＴＨＥ　トリッキー×2 太陽の神官×2	おろかな埋葬 サイクロン 機械複製術×2 手札抹殺 大嵐 調律×3 貪欲な壺	スクリーン・オブ・レッド×2 リビングデッドの呼び声 リミット・リバース×2 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース−
下級 ジャンク・シンクロン×3 クリエイト・リゾネーター×2 赤蟻アスカトル×2 ゾンビキャリア フルール・シンクロン×3 グローアップ・バルブ ターボ・シンクロン×3