コンタクトをHEROギミックの一つとして活用する
E・HERO ネオス率いるコンタクトシリーズはそれまでのHEROとはまた異なるタイプのHEROだった。
そのためにそれそのものを活用するためには今までのHEROとはまた違った、専用のデッキを作成することが求められていた。
ここでは、融合としてのHEROデッキとコンタクトデッキをミキシングビルドし、且使いやすいデッキを考えることにする。
コンタクトギミック
融合HEROシリーズの利点はなんといってもその展開力。コンタクト融合を行うからといってその展開力の妨げになってはいけない。
そのためにコンタクト融合に対する意識を「使う」ではなく「利用する」ということに変えておく必要がある。
つまり、コンタクト融合ギミックを数ある融合の一つとして認識し、召喚できるなら召喚するという、HERO独特の運用を目指すのだ。
これはデッキスペースを最低限に抑えることができるという利点がある。そのために最低限必要なカードをチョイスしてみることにする。◇E・HERO ネオス
鍵となるカードではあるが、1ギミックで利用するならば大量投入しても腐ってしまうだけ。自身はE−エマージェンシーコールとE・HERO エアーマンによって簡単にサーチすることができるため、デッキ投入1枚でも十分に活用することが可能だ。◇Nシリーズ
HEROデッキにこれらのカードまでサーチするカードを投入できる余裕はまず無い。融合バリエーションを増やすためにもできるだけ単体で複数枚投入したい。デッキスペース最終調整はこの枚数になりそうだ。
今回はNの利用のしやすさからN・グラン・モール/グラン・ネオスを、Nの代表的なモンスターと個人的好みという理由でN・ブラック・パンサー/ブラック・ネオスの2枚を採用した。
HEROデッキのサーチ能力を差し引いてデッキ枚数を40枚に限定しないならばもう少し増やすこともできるだろう。◇ネオス補助カード
基本的にO−オーバーソウルが上げられるのだが、ネオス自体が1枚しかない上に、融合HEROデッキのカード消費の前ではネオスは墓地に送られること無く手札で腐ってしまう場合のほうが多い。
そこで、墓地蘇生よりも手札から場に出せるカードが望ましい。かといって古のルールといったようなネオスにしか使えないカードを投入してもデッキのバランスが崩れるだけ。
そこで活用するのが他のHEROにも利用できるフェイク・ヒーロー。このカードはエアーとも絡めやすく、ミラクルフュージョンにも利用できる。
手札から一度にネオスとNを並べることができるのでコンタクト融合を1ターンで行うことが可能となり、思った以上に使いやすい。フェイク・ヒーロー
自分の手札から「E・HERO」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。そのモンスターは攻撃する事はできず、このターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
これによってコンタクトギミックを4枚に圧縮しE・HERO DECKにぶち込んだ。
使用した限りでは融合展開を妨げることなく場合によってネオスを活用できる、お題目を満たしているようだ。
E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマンとE・HERO ブラック・ネオスを並べた勝利はかなり爽快なので、HERO好きのヒトは是非ともチャレンジしてもらいたい。
E・コンタクトVer,1.00
モンスター | 魔法 | 罠 |
上級 E・HERO エッジマン E・HERO ネオス
下級 |
E−エマージェンシーコール×2 サイクロン フェイク・ヒーロー ミラクル・フュージョン×3 光の護封剣 早すぎた埋葬 大嵐 天使の施し 抹殺の使徒 未来融合−フューチャー・フュージョン 融合×3 貪欲な壺 |
リビングデッドの呼び声 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− |