PP12-JP009

ドラゴニック・タクティクス

自分フィールド上に存在するドラゴン族モンスター2体をリリースして発動する。自分のデッキからレベル8のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。

竜駒

なんだかカプモンを思い出す、ドラゴン駒のチェス(?)。トレード・インの駒はこれに使えるのかな?

 

効果

自分フィールド上に存在するドラゴン族モンスター2体をリリースして発動する。
自分のデッキからレベル8のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。

ドラゴン族2体を生け贄にすることによって、デッキからレベル8のドラゴンを直接呼び出すことが出来る能力を持つ。コストがコストなので、3枚カードを消費してまで特殊召喚したいドラゴンがいるのか・・・ということが、このカードを使うか使わないかの分水嶺だ。

◇レベル8ドラゴン例(〜2010.4)

青眼の白龍
青氷の白夜龍
ダーク・ホルス・ドラゴン
タイラント・ドラゴン
■トライホーン・ドラゴン
冥王竜ヴァンダルギオン
■ファントム・ドラゴン
クリアー・バイス・ドラゴン

ということで、適用カードを洗い出してみた。レベル8ドラゴン族モンスターはそれなりに思い浮かぶのだが、融合モンスターやシンクロモンスター、特殊召喚できないモンスターなどを除外していくと、純粋にこのカードの特殊召喚に対応しているものは驚くほど少ない。
一番汎用性が高そうな
青眼の白龍に関しては、関連カードを用いた特殊召喚や墓地からのリアニメイト召喚の方がコスト的にも難易度的にも安定しており、ドラゴニック・タクティクスを投入するに至らない可能性が高い。
ドラゴン族メインでの構築が必要になることを考慮すると、純粋に相性がよいのは
タイラント・ドラゴンやトライホーン・ドラゴンということになるのだろうと思う。

◇コスト用素材

コストとなる2枚は場に存在している必要があるため、特殊召喚が可能なドラゴン族が必要不可欠になる。ダーク・ホルス・ドラゴンやファントム・ドラゴンを利用してもいいが、やはり基礎となるのは下級のドラゴンということになるだろう。以下はタイプごとにまとめた素材例である。

サルベージ型 自己特殊召喚型 リクルーター型
■竜の尖兵
■ラヴァ・ドラゴン
■デブリ・ドラゴン
■ドル・ドラ
■ミンゲイドラゴン
■スターダスト・シャオロン
■仮面竜
■軍隊竜

中でも注目したいのは手札、墓地の両方から2体の素材を特殊召喚できるラヴァ・ドラゴンだろうか。このほかに、いくつか独自の特殊召喚ルートを持つドラグニティ系にデブリ・ドラゴンを組み合わせたデッキでも、素材集めはかなり楽になるはずだ。