遊戯王☆SELF-DISINTEGRATION

ヒーローデッキ

今回のブロックから融合デッキがエクストラデッキへと変更され、15枚という制限が設けられることになった。
これに伴い、大きな変更を強いられるヒーローデッキの行方を追ってみよう。

　

エクストラデッキ構築

すべてはエクストラデッキの構成で決まる。かつてヒーローがそれほど充実していなかった頃、このサイトでも特定のヒーローのみに重点を置いたデッキを作成していた。
これからのヒーローはかつてのように使用するヒーローをエクストラデッキ内で組み替えることでデッキとしてのバランスを調整していかなければならない。

ところで、現在融合ヒーローは何種類存在するかご存知だろうか。

現在存在するのはこの18枚。
ネオス系やイービルは置いておくとして、エクストラデッキの制限を差し引いても、3枚を外すだけでヴァリエーションとしてのヒーローデッキは生き残ることができるのである。
この場合、1枚当たりのカードを需要に関わらず積むことができなくなるため、再利用したい場合は貪欲な壺やホープ・オブ・フィフスなどで墓地に送られた融合ヒーローを戻せるギミックをデッキに含んでおくのが無難だろう。

さて外すべき3枚だが、私は面白さを重点に置き、比較的地味なカードor空気に合わないカードを外すことにした。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　シャイニング・フェニックスガイ、Ｅ・ＨＥＲＯ　フェニックスガイ
もともと裏E・HEROなので除外してもあまり影響はない。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　マッドボールマン
壁としての能力しかないので、地味。

この3枚を取り除いた15枚でヴァリエーション型の完成とする。

ヒーローエクストラデッキ・ヴァリエーション型

Ｅ・ＨＥＲＯ　エリクシーラー Ｅ・ＨＥＲＯ　テンペスター Ｅ・ＨＥＲＯ　プラズマヴァイスマン Ｅ・ＨＥＲＯ　ワイルドジャギーマン Ｅ・ＨＥＲＯ　シャイニング・フレア・ウィングマン Ｅ・ＨＥＲＯ　ジ・アース Ｅ・ＨＥＲＯ　サンダー・ジャイアント Ｅ・ＨＥＲＯ　フレイム・ブラスト Ｅ・ＨＥＲＯ　フレイム・ウィングマン Ｅ・ＨＥＲＯ　ランパートガンナー Ｅ・ＨＥＲＯ　ダーク・ブライトマン Ｅ・ＨＥＲＯ　ワイルド・ウィングマン Ｅ・ＨＥＲＯ　ネクロイド・シャーマン Ｅ・ＨＥＲＯ　スチーム・ヒーラー Ｅ・ＨＥＲＯ　セイラーマン

次に、他ＨＥＲＯとのコラボを考えてみよう。

まずはかつてＥ・コンタクトとして紹介したこともあるネオス系とのコラボ。この場合、元々ギミックを最小限に留めてあることからエクストラデッキでの組み替えも最小限ですむ。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　フレイム・ブラスト
素材になるモンスターの融合はこの1枚しか存在しないため、メインデッキ内で素材2体をＮモンスターと交換すれば当然エクストラデッキ内でのこのカードのスペースも空くことになる。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　スチーム・ヒーラー、Ｅ・ＨＥＲＯ　セイラーマン、Ｅ・ＨＥＲＯ　ネクロイド・シャーマン
どれも能力値が低く、デッキ内でのフォローが必要なためヴァリエーション系のエクストラデッキでは活躍させにくい。

これらのカードを交換すればヴァリエーションを失わずネオス系を投入することができる。

次に、イービル。一部イービルはエレメンタルと互換性があり、デッキにダーク・コーリングを1枚さすだけで簡単に召喚できるようになる。
イービル特有の融合モンスターはネオス系で記載したカードと入れ替えるとして、互換性のあるカードのスペースを考えてみよう。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　フレイム・ウィングマン
互換性のあるＥ-ＨＥＲＯ　インフェルノ・ウィングのほうが性能が上であることや、このカード自身の能力はＥ・ＨＥＲＯ　シャイニング・フレア・ウィングマンが引き継いでいることから交換候補に挙がった。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　ランパートガンナー
使い勝手の悪さやＥ-ＨＥＲＯ　ヘル・スナイパーとの能力差が考慮される。

最後に、これまでの互換候補を元にガチ視点でのデッキを考えてみる。現在入れ替え無しで残っているカードは以下。

Ｅ・ＨＥＲＯ　エリクシーラー Ｅ・ＨＥＲＯ　テンペスター Ｅ・ＨＥＲＯ　プラズマヴァイスマン Ｅ・ＨＥＲＯ　ワイルドジャギーマン Ｅ・ＨＥＲＯ　シャイニング・フレア・ウィングマン Ｅ・ＨＥＲＯ　ジ・アース Ｅ・ＨＥＲＯ　サンダー・ジャイアント Ｅ・ＨＥＲＯ　ダーク・ブライトマン Ｅ・ＨＥＲＯ　ワイルド・ウィングマン

この中でヒーローデッキの主役になるのはＥ・ＨＥＲＯ　ワイルドジャギーマン、Ｅ・ＨＥＲＯ　シャイニング・フレア・ウィングマンの2枚。
その他のモンスターの役割は

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　エリクシーラー
除外されたモンスターの再利用。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　テンペスター
主に未来融合で墓地にモンスターを送るために使用。ただし、採用するかどうかはデッキ内のヒーローに委ねる。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　プラズマヴァイスマン
トランプル及びモンスター破壊として重宝。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　ジ・アース
上級モンスターとして活躍できるが、融合が片寄っているので採用はデッキによる。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　サンダー・ジャイアント
モンスター破壊として活用できるが、Ｅ・ＨＥＲＯ　プラズマヴァイスマンと互換性があるかも。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　ダーク・ブライトマン
トランプルとモンスター破壊。こちらもＥ・ＨＥＲＯ　プラズマヴァイスマンの下位互換として扱うことができる。

◇Ｅ・ＨＥＲＯ　ワイルド・ウィングマン
貴重な魔法、罠破壊。

この評価からエクストラデッキに採用するカードを選択していく。また、活用度により積む枚数を調整する。

ヒーローエクストラデッキ・実用型

Ｅ・ＨＥＲＯ　エリクシーラー Ｅ・ＨＥＲＯ　テンペスター Ｅ・ＨＥＲＯ　プラズマヴァイスマン×3 Ｅ・ＨＥＲＯ　ワイルドジャギーマン×3 Ｅ・ＨＥＲＯ　シャイニング・フレア・ウィングマン×2 Ｅ・ＨＥＲＯ　ジ・アース Ｅ・ＨＥＲＯ　サンダー・ジャイアント Ｅ・ＨＥＲＯ　フレイム・ウィングマン Ｅ・ＨＥＲＯ　ワイルド・ウィングマン×2

ここから更に極端にモンスターを振り分け、デッキ内でＥ・ＨＥＲＯ　エッジマン、Ｅ・ＨＥＲＯ　スパークマン、Ｅ・ＨＥＲＯ　ワイルドマンのみを採用するデッキにすると、次のようになる。

ヒーローエクストラデッキ・極型

Ｅ・ＨＥＲＯ　プラズマヴァイスマン×3 Ｅ・ＨＥＲＯ　ワイルドジャギーマン×3 Ｅ・ＨＥＲＯ　シャイニング・フレア・ウィングマン×3 Ｅ・ＨＥＲＯ　サンダー・ジャイアント×2 Ｅ・ＨＥＲＯ　ダーク・ブライトマン Ｅ・ＨＥＲＯ　ワイルド・ウィングマン×2

以上に対応する形でデッキを作成。

デッキ構成

E・HEROデッキVer,10.00（実用型）

◇マイナーチェンジ例

E・HEROデッキVer,10.00（極型）

E・HEROデッキVer,10.00（ヴァリエーション型）

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