地縛Sin
第6期の色物カードといえば”地縛神”が真っ先に浮かぶ。このシリーズは約半年間に登場したウルトラレア枠15枚のうち7枚を占めるという暴挙に出ており、そのおかげで第6期後半の盛り上がりに欠けたといっても過言ではないだろう。
今回はそんな地縛神をテーマにS-Dデッキ構築をおこなう。作成する上で、地縛神以外でフィールド魔法に依存しているシリーズ”Sin”を組み合わせることにする。非常に安易な考えだが、通常の構築環境では成立させにくい構図のため、S-D環境だからこそおこなえるギミックである。
内部構成
◇地縛神
■地縛神 Aslla piscu ■地縛神 Ccapac Apu ■地縛神 Cusillu ■地縛神 Chacu Chal lhua |
■地縛神 Ccarayhua ■地縛神 Uru ■地縛神 Wiraqocha Rasca |
地縛神の評価はどれも大概なので、ここでの採用はあまり悩む必要はない。要は気分か。あえて言うのなら、誰もが納得のガチャピン、もといCcapac Apu、不安定すぎるWiraqocha Rascaあたりがオススメ底辺だろうか。
サポートカードである栄誉の贄はS-D構築と相性がよいので、是非入れておきたい。
地縛神サポートのこのカードを採用するために、本デッキでは闇属性・悪魔族モンスターをベースに構築している。レベル4チューナーのトラップ・イーター、黒薔薇の魔女の2枚はどちらも使いにくいデメリット持ちでS-D向きである。また、それに組み合わせるレベル4・悪魔族モンスターには古くからS-Dで使われるカードなどが多く含まれている。
アタッカーとしてデメリットを持ちの秒殺の暗殺者や女邪神ヌヴィア、悪魔の調理師、破壊されない万力魔神バイサー・デス、手札から特殊召喚できる血涙のオーガなど、そのバリエーションも多彩だ。
◇Sin→地縛神
このデッキでSinは地縛神のための布石という意味合いが大きいのだが、Sinは場に1体しか存在できないため、これだけで2体の生け贄を準備することはできない。そこで、アドバンス・フォースを使用する。
アドバンス・フォース(永続)
このカードがフィールド上に存在する限り、レベル7以上のモンスターはレベル5以上のモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚する事ができる。
このカードを使えばスムーズに地縛神に繋げることができる。また、自身でレベルを上げることができ、且つレベル4・悪魔族の灰塵王 アッシュ・ガッシュはシンクロ面においても、アドバンス・フォースの面においても非常に相性が良い。
灰塵王 アッシュ・ガッシュ/闇/悪魔/1000:1200/4
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、このカードのレベルを1つ上げる(最大レベル12まで)。
◇フィールド
今回使用するフィールドは死皇帝の陵墓以外に、通常あまり好まれないクリアー・ワールド、サベージ・コロシアム、スパイダー・ウェブなど多彩なカードをチョイスしてみた。
デッキ構成
デッキ:『地縛Sin』
モンスター | 魔法 | 罠 |
上級 Sin トゥルース・ドラゴン 地縛神 Ccapac Apu 地縛神 Ccarayhua Sin スターダスト・ドラゴン×2 Sin 真紅眼の黒竜×2 真紅眼の黒竜×2 地縛神 Wiraqocha Rasca×2 下級 |
アドバンス・フォース×2 アンティ勝負×2 クリアー・ワールド×2 サベージ・コロシアム×2 スパイダー・ウェブ×2 死皇帝の陵墓 地縛旋風 |
栄誉の贄×3 地縛神の咆哮 無力の証明×2 |